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速い心拍数は糖尿病リスクに関連する

2015.05.27  EurekAlertより

安静時心拍数は、将来の糖尿病発症のより高いリスクを持つ人を特定できることを示唆した『国際疫学雑誌』最新号からの報告。

73.357人の中国人成人を4年間追跡調査した研究において、より速い心拍数は、糖尿病の発症の増加リスクと正の関連を示すということを発見したという。また、より速い心拍数は、空腹時高血糖と、空腹時高血糖から糖尿病への転換にも関連することもわかったという。

「この研究では、我々は、およそ100,000人の中国人の大人の間で、安静時心拍数を測定した。そして、4年間彼らをフォローした」とペンシルバニア大学のガオ准教授は語っている。

「より低い自動機能を示唆するより速い心拍数である対象者では、糖尿病、糖尿病前症、糖尿病前症から糖尿病への転換のリスクが上昇したことが分かった。1分間当たり10拍子増える毎に、糖尿病リスクが23%増加した。これは、肥満指数3kg/m2増加の影響と同様である。」

研究チームは、さらに、同じテーマで合計97,653人の男女を含む先行研究7本の結果を結合したところ、同様の関連を発見したという。「速い心拍数を持つ人は、遅い心拍数を持つ人と比較して、糖尿病リスクが59%増加した。これは、より速い心拍数は、新しい臨床前指標か、糖尿病のための危険因子であることを示唆するものだ」とガオ准教授は語っている。

糖尿病は、世界的に流行している。およそ中国人の大人の12パーセントは、糖尿病に罹っている。50パーセントは、糖尿病前症に罹っている。

研究チームは、2006年と2007年に行われたベースライン試験の期間、心拍数を測定した。約5分間の休息の後、12誘導心電図を使って、仰向けに横たわっている対象者の心拍数を記録した。研究者は、2006と2007年の最初のテスト期間に、糖尿病である者を全て除外した。そして、血糖値測定を2006年に始め、2年置きに調査した。4年間の追跡期間中、17,463人の糖尿病前症の症例と4,649人の糖尿病の症例が特定された。

研究の限界点として以下のようなものがあるという。研究の全ての対象者は、中国の採炭会社であるカイルアン炭鉱社の従業員であり、特定の医療集団が健康保険を包括している。したがって、彼らは、一般的な中国人の代表サンプルとしてみなすことはできない。また、研究チームは、空腹時血糖値の1回の測定値において、糖尿病と糖尿病前症状態の診断を行った。

しかしながら、これらの結果を、社会的、そして、文化的背景の異なる対象者を含む7つの先行研究と結合したところ、研究チームは、心拍数と糖尿病リスクとの間に同様の関連を発見したという。

出典は『国際疫学雑誌』 (論文要旨)


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