リンクDEダイエット 栄養のひろば


食事 スポーツ栄養  栄養調査 研究紹介 健康食品

子どもの規則正しい就寝時間は、より良い睡眠をもたらす

2015.05.21  EurekAlertより

毎晩規則正しい就寝前習慣を保つことは、子どもの良質な睡眠に関連していることを示唆する、米国セントジョーゼフズ大学からの研究報告。

一貫した就寝前習慣、たとえば寝る前に入浴をしたり、落ち着かせるために読み聞かせをしたりといった活動を固定化することは、健康的な睡眠習慣として推奨されている。しかしながら、規則正しく就寝時間を固定したりするなどの、一定の就寝前習慣ルーティーンが子どもの睡眠の質とどのように関連するかについて検証した研究はみられなかった。

そこで研究者らは、14カ国(オーストラリア、カナダ、中国、香港、インド、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、イギリス、アメリカ)の0〜5歳児の母親10,085人を対象とし、睡眠に関する調査を行った。

その結果、毎晩固定化された就寝前習慣のあった乳児、幼児や未就学児の割合は50%未満であったことがわかった。一貫した就寝前習慣を持つ子どもたちは、就寝時間が早く、入眠までの時間も短く、深夜覚醒も減り、トータルの睡眠時間も長いなど、良質な睡眠をもっていた。また就寝前習慣が固定化している子どもたちはそうでない子どもたちに比べて一晩の睡眠時間は長く、平均以上に眠っていた。日中の問題行動は少ない睡眠時間のと関連していた。

「子どものための一貫した就寝前のリズムをつくることは、すべての家族が行うことができ、簡単なステップである」と主任研究者ジョディ・ミンデル博士は述べている。それは就寝を容易にするだけでなく、子どもは夜を通してよく眠れる可能性があることも示唆している。

「一貫した就寝前習慣を確立するためには、就寝前に子どもに楽しさを与え、心地よい睡眠環境を整えるための一貫した睡眠スケジュールを作成することが重要である」と米国睡眠医学会会長のティモシー・モルゲスラー氏は述べている。早期から、子どもをなだめるようにお風呂与えて歯をブラッシングし、就寝時に絵本を読み聞かせるなども有効であるという。

研究はまた、一貫した就寝前習慣を持つ頻度が多いほど、より良い睡眠と関連していたことが明らかとなった。つまり週に1日よりも週3日、さらに毎日であればより良い睡眠をもたらすという。これらの研究結果は、『睡眠』5月号に掲載された。

出典は『睡眠』 (論文要旨)


■関連ニュース

 ●占星術と有名人:四季は本当に性格に影響を与える 2015.05.27  EurekAlertより

 ●肥満治療の2側面:空腹と満腹 2015.05.27  EurekAlertより

 ●減量しやすさは個人の生理学的特質によって明確に異なるようだ 2015.05.27  EurekAlertより

 ●心的外傷後ストレス障害とがんは関連なし 2015.05.27  EurekAlertより

 ●ゲームで行動が変わる!? 2015.05.27  EurekAlertより

 ●速い心拍数は糖尿病リスクに関連する 2015.05.27  EurekAlertより

 ●老化した筋と脳を賦活するクスリ 2015.05.26  EurekAlertより

 ●食事と運動は加齢による筋肉損失を防止できるか? 2015.05.26  EurekAlertより

 ●クルミが大腸がんの増殖を遅くする 2015.05.26  EurekAlertより

 ●父親の年齢と子どもの成人後の血液系腫瘍リスクに関連性 2015.05.26  EurekAlertより

 ●ソーシャルメディア・サイトにおける女性の画像分析 2015.05.26  EurekAlertより

 ●米国におけるメタボリック症候群の高い有病率 2015.05.26  EurekAlertより

 ●カフェインの摂取はEDを予防する!? 2015.05.26  EurekAlertより

 ●車をやめて電車、サイクリングやウォーキングでの通勤で体重減少 2015.05.25  EurekAlertより

 ●変えたいなら事実だけでなく適切な物語を 2015.05.25  EurekAlertより

 ●口腔の健康状態を改善する天然アミノ酸 2015.05.25  EurekAlertより

 ●ナッツの摂取が大腸がんのリスクを低下 2015.05.25  EurekAlertより

 ●乳腺は覚えている:2番目の出産で母乳が良く出る理由 2015.05.25  EurekAlertより

 ●記憶は食品の選択に影響を与えます 2015.05.24  EurekAlertより

 ●漢方に使われる生薬、雷公藤に肥満治療の可能性 2015.05.24  EurekAlertより

 ●眼科受診時の個別指導は糖尿病コントロールを改善せず 2015.05.24  EurekAlertより

 ●高たんぱく質の間食は若者の食欲調節と食事の質を改善 2015.05.24  EurekAlertより

 ●真実の色を隠すとモラルが冒された気がする 2015.05.24  EurekAlertより

 ●メタボリックシンドロームの人は、心血管疾患による死亡リスクが高い 2015.05.22  EurekAlertより

 ●子どもの規則正しい就寝時間は、より良い睡眠をもたらす 2015.05.21  EurekAlertより

 ●スマホアプリでビタミンD不足を判別 2015.05.21  EurekAlertより

 ●妊娠中の過剰な体重増加は、子どもの肥満のリスクを増加する!? 2015.05.21  EurekAlertより

 ●アメとムチ:罰は報酬よりも効果的!? 2015.05.21  EurekAlertより

 ●リスクを下げる最良の食事と運動をしてますか 2015.05.21  EurekAlertより

 ●あなたは、自分の子どもが肥満であることに気付いているか。 2015.05.20  EurekAlertより

リンクDEダイエットアーカイブ
健康栄養サイト検索
 生活習慣病高血圧肥満
高脂血症糖尿病痛風
母乳栄養未熟児


解説論文集

運動はDNA損傷を惹起するか?

高脂肪食とインスリン抵抗性  [PDF版はこちら]

活性酸素・フリーラジカルの消去と日本型食生活

高コレステロール血症の改善、虚血性心疾患および糖尿病の予防のための食物繊維の適正摂取量  [PDF版はこちら]

良好なビタミンE栄養状態の保持のためには魚油カプセル中にどの位の量のビタミンEが必要か  [PDF版はこちら]

高校生女子における減量行動と背景因子に関する研究

生体における無機質の生理学的および病態生理学的特性

栄養学研究におけるWWWの有用性について(99年版)

先進諸国におけるITを用いた学習方法の検討

体脂肪計   [PDF版はこちら]

リウマチ熱と栄養 −発展途上国におけるリウマチ性心疾患の制圧のために− /

リンクDEダイエット


  (C)All Copyrights reserved 1998-2003 National Institute of Health and Nutrition