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[栄養]  オメガ-3系脂肪酸は起源の違いでがん予防効果が異なる?
2018.2.2 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

海洋由来のオメガ3脂肪酸のがん予防効果は亜麻仁や他の油よりも強力であり、腫瘍の発達および増殖を抑制するのに8倍効果的であることを見出した、というカナダ、ゲルフ大学からの研究報告。

オメガ3脂肪酸には、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の3種類がある。ALAは植物由来であり、亜麻仁のような食用種子中や、大豆油、キャノーラ油、ヘンプオイルなどに含まれる。EPAおよびDHAは、魚、藻類、植物プランクトンなどの海洋生物に含まれる。

この研究では、HER-2と呼ばれる非常に侵襲性の強いヒト乳がんを有するマウスに、様々な種類のオメガ3脂肪酸を与えた。その結果、雌マウスの25%において、HER-2の影響が認められ、予後は不良であった。

研究者らは、マウスを胎児期から、植物由来または海洋由来のオメガ3に曝露させた。

「腫瘍が発生する前から、マウスを異なるオメガ3脂肪酸に曝露させたので、脂肪酸の予防効果を比較できた」と主任研究者のデイビッド・マー教授は述べている。「EPAとDHAが乳房腫瘍の増殖を抑制できることは知られているが、これらのオメガ3脂肪酸が、ALAと比較して、どれほど効果があるかについて、これまでに直接調べられたことはない。」

研究者らは、海洋由来のオメガ3脂肪酸に全体的に暴露されたことにより、腫瘍のサイズが60〜70%、腫瘍の数が30%減少することも確認した。

ただし、海洋由来のオメガ3脂肪酸と同程度の影響を与えるために、植物由来のオメガ3脂肪酸は、より多くの量が必要であった。

オメガ3脂肪酸は、免疫系に関連する遺伝子を活性化させたり、腫瘍増殖経路を阻害したりすることにより、がんを予防し、がんと戦う、とマー教授は述べている。

出典は『栄養生化学雑誌』。 (論文要旨)      
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