リンクdeダイエット 世界の最新健康・栄養ニュース お問合わせ プライバシーポリシー リンク・著作権等について
ニュース詳細
[栄養]  午後や夕方は過食のリスクが高まるかも
2018.1.24 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

午後や夕方の時間帯には、過食のリスクが高まるかもしれない、という米国ジョンズ・ホプキンス医学校からの研究報告。特に、ストレスや過食障害があるとリスクが高まるようだという。

一日の遅い時間帯に食事をすることは一般的である。また、ストレスが食べることを促すことがある。しかしながら、一日の時間帯とストレスがどのように相互作用して食欲や体重に影響を与えるかについては、ほとんど理解されていない。

この調査では、18-50歳の過食性障害(BED、Binge Eating Disorder)のある肥満者16人と過食性障害のない肥満者16人が、午前または午後に開始する2つの同一の試験に参加した。試験では、参加者は、8時間の絶食後に、608kcalの流動食を摂り(朝9時または午後4時)、二時間後にストレステスト(社会的評価寒冷昇圧試験、SECPT、Socially Evaluated Cold Pressor Test)を受け(午前11時/午後6時)、続けて、セルフサービス式の食事で複数の料理を自由に摂り、ホルモンの測定のために採血し、食欲とストレスが評価された。

試験を開始した時点での食欲は、午前中よりも午後により大きかった(空腹感が高く、満腹感が低かった)。流動食を摂った後、午前よりも午後において、空腹感とグレリン(食欲を増進させる働きをもつ)のAUC(血中濃度-時間曲線下面積)値はより高く、ペプチドYY(PYY、視床下部の受容体に作用して食欲を抑えて食べる量を減らす)のAUC値は低かった。

過食性障害の参加者では、午後に満腹感のAUCがより低く、グレリンが午後はじめにより高く、午前中はじめにより低いというパターンが認められた。ストレステスト後、コルチゾール(ストレスに敏感に反応して分泌量が増加する)およびグレリンは、午前にも午後にも増加したが、午後は、グレリンのAUCはより高く、コルチゾールのAUCはより低いことが観察された。この場合も、過食性障害の参加者のみで、午後に、満腹感のAUCがより低かった。

ビュッフェ式食事の摂取量は、過食性障害の有無や午前か午後かによらず似ていたが、過食性障害の参加者は、過食のない人よりも、摂取量をコントロールできず、過食しがちであったと報告している。

午後から夕方の食事は、過食のリスクを高めるようであり、特に過食障害があり、かつストレスに曝露した時にそうであるようだ、と研究者らは結論づけた。

出典は『国際肥満学雑誌』。 (論文要旨)      
 「栄養」 カテゴリ 最近の注目トピック
  より多くの魚を食べるとパーキンソン病を予防できる?  
  ダークチョコレートを食べると視力が改善?  
  アントシアニンはサーチュイン酵素を活性化する?  
  カカオ豆の焙煎は健康効果を高めることができる  
  喫煙者の食事は非喫煙者よりも良くない傾向  
  より有害なカロリー源とは  
 
翻訳機能ON/OFF選択
ON OFF
サイト内検索


自分で探してみよう
世界の健康関連情報・機関
ニュース一覧
最新健康食品文献リスト
リンク
健康・栄養フォーラム
えいようこみゅーん
スポーツ研究フォーラム
ダイエットエンパワメント
関連ページ
国立健康・栄養研究所
健康づくりのための
  「食育」取組データベース
健康・体力づくりと
  運動に関するデータベース
栄養調査情報のひろば
日本人の食事摂取基準
「健康食品」の
  安全性・有効性情報
特別用途食品・栄養療法
  エビデンス情報