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[運動]  自己効力感と運動習慣の強い結びつき
2018.1.10 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

線維筋痛症のある退役女性軍人において、長期的な運動プログラムを実施し継続させる能力があると信じることによってその疾患マネジメントに対しても有益な作用をもたらす可能性があるようだというボストン大学の研究者らによる報告。線維筋痛症の症状がかなり深刻であっても、自己効力感が高いことで症状をコントロールすることができるようだ。

線維筋痛症は、広範囲かつ慢性的な疼痛症状に代表される疾患である。加えて睡眠の質の低下や認知機能障害、疲労感の増大なども線維筋痛症で発現することがある。退役軍人の間では、近年の研究から女性の方が男性に比べてより線維筋痛症を訴える割合が高いことが指摘されている。線維筋痛症患者に対して運動を行う事の有益性はこれまでも十分に実証されてきているが、運動介入自体はその継続性が低く、改善度合いの定着性が十分でないことが問題となっていた。さらにまた、運動実施率は症状の進行とともに悪くなる傾向も指摘されてきている。

本研究では、インターネット調査を通じて女性退役軍人に対して検討をおこなった。これらの女性は精神的外傷に曝露されており、線維筋痛症を同時に持っていると診断されているものである。研究者らは線維筋痛症のレベルを測定し、運動行動を採用することと運動に対する自己効力感をそれぞれ検討した。結果、定期的に運動をしていた女性では線維筋痛得症の症状レベルは高かったものの、運動に対する自己効力感が高いものでより強い運動の効果が見られていることも明らかになったのである。

本知見の分析から説明づけるとすれば、一つには、より症状の沢山ある女性はより運動を定期的に行う事に対する動機づけが強いのかもしれない、ということである。そのため、運動プログラムは個人別に最適化されたに成されるべきであり、また、線維筋痛得症の増悪可能性を和らげるようにより良くコンディション状態が改善されるにれて漸進的なプログラム進行を行うべきであるということなのである。

研究者らは、心的外傷後であったり線維筋痛症のある退役軍人に対しより良い介入を行っていく事ができる様になるための研究を行っていくために、本研究が今後運動に関連した自己効力感と動機づけ要因についての研究をさらに進める上できっかけとなるような取り組みとなる事を期待している。この様な取り組みの中では、薬物によらない効果的な症状マネジメントの可能性を示唆するものが本研究によって提供できている可能性を研究者らは指摘している。

出典は『米国生活習慣医学雑誌』。 (論文要旨)      
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