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[栄養]  様々なナッツの定期的摂取は心臓病のリスクを下げる
2017.12.20 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

ピーナッツやクルミなどのナッツを定期的に食べる人は、ナッツを殆どまたは全く食べない人と比べて、心血管疾患や冠状動脈性心疾患の発症リスクが低いようだ、という米国ハーバード大学からの研究報告。

この研究は、心血管疾患の罹患率に関連したナッツ摂取頻度を調べた現在までで最大のものであるという。

近年、食物の推奨は動物ベースの食品よりも多くの植物ベースの食品を含む食事に移行しており、ほとんどの食事パターンにはナッツが含まれているが、それは心血管リスク因子の減少とそのユニークな栄養組成との関連のせいだという。

これまでの研究の多くは、ナッツの消費量全体に焦点を当てていたが、この研究の研究者は、特定の種類のナッツ(ピーナッツバター、ピーナッツ、クルミ、ツリーナッツ)と主要な心臓血管イベントの関係についても調べた。ピーナッツは、他のナッツと同様の脂肪酸と栄養成分を持っているため、実際にはマメ科植物だが、ここに含めた。

この研究では、32年のフォローアップ期間をもつ看護師健康調査、看護師健康調査Uの女性と、医療専門職追跡研究の男性を含む、参加者21万人以上の人々が検討された。3つのグループすべてにおいて、病歴、生活習慣および健康状態に関する情報が、2年ごとに自己管理アンケートによって収集された。

この研究の主なエンドポイントは、心筋梗塞、脳卒中または致命的な心血管疾患の合併症のエンドポイントとして定義される主要な心血管疾患であった。二次エンドポイントは、致命的または非致死的心筋梗塞と定義される全冠状動脈性心疾患、およびすべての致命的および非致死的脳卒中を含む全脳卒中であった。研究者らは、8,390例の冠状動脈性心疾患症例および5,910例の脳卒中症例を含む14,136例の心臓血管疾患例を記録した。

この研究では、総ナッツ消費と全心血管疾患および冠状動脈性心疾患との間に一貫した逆相関があることが判明した。また、個々のナッツ消費量を調べた後、1週間に1回以上クルミを食べることで、心血管疾患のリスクが19%低下し、冠状動脈性心疾患のリスクが21%低下した。毎週ピーナッツやナッツを2回以上食べた参加者は、心血管疾患のリスクがそれぞれ13%と15%低く、冠状動脈性心疾患のリスクがそれぞれ15%と23%低かった。

週に5回以上ナッツを摂取した参加者は、ナッツを摂取しない参加者よりも心血管疾患のリスクが14%低く、冠状動脈性心疾患のリスクが20%低かった。ツリーナッツ、ピーナッツ、クルミの摂取量を個別に計算した結果も同様だった。研究者らは、ナッツ摂取総量と脳卒中のリスクの間に関連性があるという証拠は見つけられなかったが、ピーナッツとクルミを食べることは脳卒中リスクと逆相関していた。ピーナッツバターとツリーナッツは脳卒中リスクと関連していなかった。

「私たちの調査結果は、一般集団における慢性疾患のリスクを軽減するために、健康的な食事パターンの一環として、さまざまなナッツの摂取量を増やすことを推奨している」と、主任研究者のマルタ・ガッシュフェール博士は語っている。

この調査では、対象者が白人の健康専門家に限定されているなど、いくつかの制限が認められた。しかし、研究者は、異なるメカニズムを期待する理由がないため、異なる民族の男性と女性に結果を一般化することができると指摘する。また、ナット摂取量は自己報告されているため、ミスは避けられず、ナッツ類の調製方法に関するデータがないため、調製方法の影響を検証することができなかったという。

出典は『米国心臓学会誌』。 (論文要旨)      
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