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[その他]  人の情報共有の始まりを探す
2017.11.15 , EurekAlert より:   記事の難易度 3
  

初期の石器は、文化的伝承により作られたという説もあるが、問題を解決するために、人が独習して作ったものであるかもしれない、という独チュービンゲン大学からの研究報告。研究者らは、人の情報共有の始まりを探している。

オルドワンの石器の発見以来、私たちは、人以外の動物における道具の使用について多くのことを学んできた。動物は、道具の使用に文化的伝承を必要とするのかどうかについて、今なお議論が進行中であるが、現生人類が動物に比べて、文化的伝承を通じて社会的に情報を伝達する能力に、定性的ではないにしても、定量的な違いがあることは明らかだと思われる。

人にはこのような能力が備わっているので、文化の累積が可能になる。比較研究から得られる知見も適切なものではあるが、いつ、どこで、そして、最終的に、忠実度の高い社会的学習への移行がなぜ起こったのかという問題に取り組むためには、旧石器時代の考古学的記録を見る必要がある。

しかしながら、最も初期の石器でさえも、忠実度の高い文化的伝承の証拠であると度々前提とすることは、研究に有用な考え方というよりもむしろ妨げとなることもあるようだ。初期の石器を作る技術が文化的伝承によるものであるという証拠を探した研究者もいるが、筆頭著者のクラウディオ・テニーは、初期の石器が、文化的伝承によるものではなく、動物固有のスキルに依存する「潜在的な解決策」と呼べるものであったという説を前提として考えることにした。つまり、ホモ・ハビリス(240万年前から140万年前まで存在していたヒト属の一種)は、野生のチンパンジーがシロアリを棒でつついて取り出すように、人もオンドワンの石器を作ることを独りで学ぶことができた可能性があるというのである。

そして、もしその説に反する証拠を考古学的記録のなかに見つかったときには、オルドワンの石器を文化的継承によるものであるとする前提で研究しているという。ただし、本研究で、いつ、どこで、文化的継承が現れたのかという問題に決定的な答えを出すことはしなかった、と著者らは述べている。

出典は『現代人類学』。 (論文要旨)      
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