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[子供]  妊娠中の魚油・魚摂取は子どもの喘息を予防か
2017.11.8 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

妊娠後期にオメガ3系脂肪酸を豊富に摂取していると、産まれた子の小児喘息リスクが低下するという。魚そのものでも、魚油サプリメントでも同様の効果が得られそうだが、研究者によれば安全性その他を考慮すると、魚を食べることがおすすめとのこと。米国南フロリダ大学のレビュー。

今回、2つの研究のレビューにより、母親が妊娠後期に高用量のオメガ3系脂肪酸サプリメントを毎日摂取していた場合、産まれた子どもは喘息のような呼吸器関連の問題を生じにくいことが明らかになった。しかしながら、米国食品医薬品局(FDA)が妊婦に推奨している量の魚(水銀の量が比較的少ない魚を週あたり8-12オンス(=2-3サービング=227-340g)を摂っていれば、それと同じ効果がありそうだ、と著者のロッキー医師らは提案している。

2つの研究のうち1つめは、『ニューイングランド医学雑誌(NEJM)』で発表されたもので、妊娠後期の妊婦約700人を対象に2群に分け、一方には魚油(オメガ3系脂肪酸)サプリメントを毎日摂取してもらい、もう一方にはプラセボを摂取してもらった。結果の分析にあたっては、試験開始前のオメガ3系脂肪酸の血中濃度によって試験群をさらに3つに分けた。結果、もともとオメガ3系脂肪酸濃度が最も低かった群は、魚油サプリメントの摂取により最も効果がみられたという。

もう1つの研究は『アレルギー・臨床免疫学雑誌』で発表された。妊娠後期の妊婦をランダムに3群に分け、それぞれを魚油摂取群、プラセボ(オリーブ油)摂取群、いずれのサプリメントも摂取しない群(サプリ無し群)とした。

サプリ無し群には、試験計画についての説明をした上で、自由に魚や魚油サプリメントを摂取してもらった。胎児の出生後24歳まで追跡調査したところ、魚油摂取群とサプリ無し群だった妊婦の子どもは喘息薬を服用することが少なかったことから、これらの群は喘息を発症しにくいことが推察された。

共著者のリン医師は「妊娠後期に高用量の魚油サプリメントを毎日摂取することを推奨するのは時期尚早かもしれません」と述べている。ロッキー医師は「コスト的には(魚油サプリメントと)同等またはわずかに高くつくかもしれませんが、週あたり8-12オンス(2-3サービング)の魚を摂取すれば、同じくらいの喘息予防効果があるだけでなく、子どもの成長と発達に対する栄養上の恩恵も強化されるでしょう」としている。

出典は『アレルギー・臨床免疫学雑誌:実践』。 (論文要旨)      
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