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[病気]  肥満、2型糖尿病患者は脳内グルコース濃度が低下?
2017.11.1 , EurekAlert より:   記事の難易度 2
  

肥満および2型糖尿病の患者では、痩せた人に比べ、脳のグルコース(ブドウ糖)濃度が低下しているようだ。米国イェール大学からの研究報告。肥満者や糖尿病患者における、摂食障害やアルツハイマー病リスクの増加を説明するかもしれない。

肥満症と2型糖尿病では、脳の代謝低下が認められる。この代謝低下はアルツハイマー病と関連しているが、その理由は特定されていない。研究チームは、そのメカニズムを調べるために、3群の成人、(1)健康で痩せた人、(2)肥満者、(3)血糖管理不良の2型糖尿病患者において、脳内のグルコース濃度を調べた。

参加者は、一晩絶食後、グルコースの静脈点滴を2時間受け、その間、脳スキャン(磁気共鳴分光法)により、脳内のグルコース濃度が測定された。

参加者の血糖値は似かよっていたが、脳内のグルコースに有意差が認められた。「肥満者と糖尿病患者では、脳内へのグルコースの取り込みが減少または鈍っていることがわかった」と筆頭著者のジャニス・ウォン助教授は述べている。

このような鈍化は、脳がグルコースを感知する能力を弱める1つのメカニズムである可能性がある、とウォン助教授は指摘している。

研究者らは、点滴の前後に、参加者の空腹感、満足感、満腹感も評価した。

「一晩絶食していたにもかかわらず、痩せた人は、他の2群の人に比べ、脳により多くのグルコースが取り込まれ、満腹感がより多めであった」とウォン助教授は述べている。「グルコースは、食事が済んだことを脳に伝える最も基本的な信号である。肥満者は脳に糖分が取り込まれにくいために、感知できず、食べるのを止めるフィードバックループも鈍くなるのかもしれない。」

この研究では、肥満および2型糖尿病の人を対象としたさらなる研究や薬理学的介入を検討するときに、血液から脳への糖輸送を考慮することの重要性が示唆された。

出典は『JCIインサイト』。 (論文要旨)      
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