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[女性]  乳房密度にかかわらず、血液検査で乳がんを除外できる
2017.10.26 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

99%を超える精度で、液体バイオプシーテスト・ヴィデッサを用いる事で、臨床家が同定の難しい乳房密度の高い患者の乳がん診断マネジメントに役立てることができるかもしれない、という研究が民間企業プロヴィスタ・ダイアグノスティックの研究者によって報告されている。液体バイオプシーとは、従来の生検の代わりに血液などを用いる検査のこと。

ヴィデッサは乳がんの為の多たんぱくバイオマーカー血液検査であり、これこれを用いると、乳房密度の高い乳がんであっても影響を受けづらく、また乳房組織の薄い厚いによる乳がんを信頼できる精度で除外可能であるという。米国女性の約半数は乳房密度の高い女性が存在する。

乳房密度の高い女性は乳がん診断では二重に不利である。そもそも乳房密度が高いことは乳がんリスクを高くするという可能性があるが、乳がん密度が高いことによってマンモグラフィなどによる映像的診断の精度が低下し、擬陽性確率が上がってしまうという点もあるのである。本研究で検討されたヴィデッサを用いた場合、99%以上の確率で乳がんでない患者を同定できると研究者は言う。

本研究では、ヴィデッサを545人の女性(25〜50歳)に対してもちいてそのパーフォーマンスを検討した。対象者は影像診断によって変異が認められるもしくは解釈の難しい状態であるとされたもの(バイ・ラッド指数で3と4)のものである。この診断では。乳房密度の高いグループで88.9%の感受性と81.2%の特異性が見られ、密度が高くないグループでは92.3%の感受性と86.6%の特異性であったのだ。この差異は有意な差といい得るものではなかったが、ヴィデッサを用いたNPV試験の場合、乳房密度の高い群で99.1%、高くない群で99.3%が非乳がんである事がわかったのである。

乳房密度の高い女性の乳がんを同定する事は臨床上のチャレンジとなっていて、米国内では広く関心を持たれているトピックである。近年のキャンペーンを受けて、32州で乳房密度の高いについて確認することやそれに関連する困難性について認知させることが法制化されている。

ヴィデッサの有用性を検討した今年の初めにおこなわれた別の研究では、ヴィデッサを診断代替手段として活用することによって、これまでであれば行わなくてはならなかったような生検を67%少なくすることができている、と報告されている。がん同定のためにバイオマーカーを用いる事は乳房密度の高い女性にとっては重要な進歩であるのだ。画像診断での擬陽性から効果的かつ非侵襲的に乳がんの可能性を除外できる手段の開発は重要であって、本研究の知見の有益性は高い、と研究者は指摘している。今後さらなるバイオマーカーの検討をおこない、女性の利益になる方向性を導くと研究者はまとめている。

出典は『プロスワン』。 (論文要旨)      
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