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[高齢者]  DNA損傷による寿命の早送り
2017.9.25 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

若い線虫のDNAに損傷を与えると加齢が加速され、その代謝系が高齢の線虫に驚くほど類似した状態になった、という独ケルン大学からの研究報告。

DNAは生命の青写真であるが、紫外線、大気汚染物質、代謝副産物などのよって常に障害のリスクに曝されている。障害の大部分は洗練された修復メカニズムによって元に戻るが、それでも加齢とともに次第にDNA損傷は蓄積していく。研究チームはこのDNA損傷が加齢過程をどのように推進するかについてのより良い理解を求めて研究を行っているという。

『細胞レポート』に掲載された論文で、研究チームは線虫を用いた実験結果を報告している。線虫は寿命が20-30日程度なので、加齢の研究に適していると考えられ、また実際に最も頻繁に用いられるモデル動物である。

研究チームは、1日齢の線虫に紫外線照射を行ってDNAに障害を惹起したところ、若年の線虫が高齢の線虫との驚くべき類似性を示すことを発見した。これは、たんぱく質、脂肪酸、代謝経路、信号経路を包括的に比較した研究である。主任研究者のビヨルン・シューマッハーが最も驚いたのは、高齢の線虫に起こることが知られている変化が、若い線虫のDNAに障害を与えたわずか数時間後に観察されはじめたことだという。「それは加齢プロセスの全ての完全な縮図であった。そのように、我々は年の行った個体が、DNAの損傷の増加に伴って生物学的プロセスを再プログラムすることを(若い線虫で)示したのである。言ってみれば加齢を加速したのだ」とシューマッハーは語っている。

5,000以上のたんぱく質とその信号伝達経路を介したコネクションが検討された。どのようにコネクトされているか、どのように相互作用するか、それらは同じプロセスで制御されるのか。クロスワードパズルのように、加齢プロセスを決定する代謝とDNAとたんぱく質の保存と信号経路のコネクションが明らかにされた。「最終的に、我々は全ての糸と結び目を明らかにした。それは予想されたより印象的で優れてさえいた。他の研究でおぼろげに見えていたものが本研究によって全体像で示される可能性がある」と研究者らは述べている。

出典は『細胞レポート』。 (論文要旨)      
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