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[高齢者]  死亡率の傾向を測定するより良い方法
2017.9.14 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

長期にわたる死亡率推移の傾向をよりよく把握するには、単に死亡原因をみるのではなく、生存年損失(死者が失った残りの寿命)に焦点を当てるのが良いようだ、という米国クリーブランドクリニックからの研究報告。

研究チームは、米国の1995年から2015年の間にトップ15の死因について失った人生の年数を計算し、死亡者数と比較して、違いの原因を検討した。

「生存年に焦点を当てることで、疾病の社会的重荷についての視点が開け、疾病の重荷における食い違いが明らかになる」と筆頭研究者のグレン・タクスラー博士は語っている。「生存年損失によって死亡率を再度並べ直すことで、死亡率の変化とその種々の集団間での分布についてのより完全な見取り図を描くことができる。」

例えば、研究チームは、心疾患が全体として主要な死因の1位であるけれども、がんなどのほうがより生存年損失ももたらす原因であることを示している。死亡者数は635,310人対596,730人だが、生存年損失は、がんが9,260,413年で、心疾患は7,529,750年だった。なぜならがんは心疾患に比べて、より若年者および中年者に多いからである。

この分析はまた、心疾患とがんの治療の成功率が異なることも明らかにしている。動脈硬化性冠動脈疾患の一次予防と二次予防の改善と、連動したより良い急性期治療は、1995年以降の急性心筋梗塞による生存年損失を45%も低下させた。

それに比べて、がんの1995年から2015年にかけての生存年損失は16%上昇している。これは米国で中年人口が増大したためである。生存年損失が低下したがんは6種類だけであるという。

「死亡率の傾向を生存年損失で見ることは我々に慢性疾患の予防と治療の今後の進歩が極めて重要であることを教えてくれる」とタクスラー博士は語っている。

出典は『米国公衆衛生雑誌』。 (論文要旨)      
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