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[高齢者]  一回の座り時間が長いことは、一日の総計座業時間と同様に有害である
2017.9.12 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

単純に一回あたりの座っている時間が長いと、その時間が一日を通じて蓄積された総座業時間も含めて、早期死亡リスクの上昇に大きな影響を与えるようだという研究。コロンビア大学医学部の研究者らが報告している。

一般に、座業中心時間というような場合、毎日どの程度座りっぱなしでいるのかということで考える傾向が強い。しかし、以前の研究では、座り方のパタン、例えば短い時間を何サイクルも座るのか、それとも長い時間座り続けるような活動をするのかといったことによって、健康への影響が変わってくるということが示唆されていた。

研究者らは臀部に装着する身体活動量計を用いて客観的に身体的不活動の割合を1週間にわたって計測した。参加者は45歳以上の黒人と白人成人7,985人である。これらの参加者は脳卒中に関する全米調査であるREGARDS研究の対象者であった。

平均すると、座業中心性行動は参加者の各性時間中の77%をしめていることが明らかになった。これは、時間に直すと1日あたり12時間を超えている。中間追跡年数である4年間の間に、340人の参加者が死亡した。死亡リスクが計測された座業中心性時間と座り方のパタンから割り出された。座業中心性時間が最も長かった群(13時間以上)と、60〜90分間の長い座業時間を数回に分けて取っていた群では、最も座業中心性時間が短かった群と1回の座業時間が短く小分けにされていたパタンの群と比較した場合、約2倍の死亡リスク増加が見られていたのだ。

研究者らによればまた、一回の座り時間を30分未満にしていたグループは最も死亡リスクが低かったことも明らかにしている。そのため、仕事などで長い時間座り続けなくてはならないような場合、30分ごとに軽く立ち上がったりして運動をすることが推奨されるという。この行動をすることによって死亡リスクが低下できるのだ。最も、どの程度の活動を行う事が最適であるのかについては、明らかになっていると言うわけではないのだが。

本研究は座業中心性時間と座業中心性行動のパタンを客観的に分析し死亡リスクとの関連性を検討した、最大規模の研究である。

本研究から、座業中心性時間が長くなることがいかに健康に悪影響をもたらすのかについて蓄積されつつあるエビデンスに新しい知見をもたらすことができただけでなく、研究者や臨床医に対しても「座ること」イコール「喫煙」に近いイメージのリスクがあるという事を認知させるような役割も果たすことになるだろう、と研究者は指摘する。総座業中心性時間を減少させる方法を産み出すだけでなく、座業中心時間を定期的に、できるだけ細切れにし、運動を行うなどの中断方法を取り入れる為の新しい方法を送出していく必要があるのだ、と研究者はまとめている。

出典は『内科学年報』。 (論文要旨)      
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