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[栄養]  高脂肪食で長寿に?!
2017.9.11 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

より多くの人々が80-90歳代まで生きるようになるにつれ、老化における健康と生活の質の問題の研究が進められてきている。最新の研究により、高脂肪食、すなわちケトン食が寿命を延ばすだけでなく身体的強度も高める可能性が明らかになった。米国カリフォルニア大学デイビス校の動物実験から。

「この結果に、私は少し驚きました」と論文の上席著者で栄養学者のラムジー氏は話す。「私たちは、若干の差があることは予想していました。けれども私は、高脂肪食と高炭水化物食のマウスの寿命の中央値の差が13%にも上ったことに感動しました。その差を人間にあてはめると7-10年に相当するでしょう。しかし、同じくらい重要なことに、それらのマウスは晩年にも健康の質が保たれていたのです」

ラムジー氏は、老化につながる仕組みを見つけることに過去20年を費やしてきた。老化は、げっ歯類と人間の両方にとって、ほとんどの主要な疾病に対する寄与因子となる。いくつもの先行研究で、カロリー制限がほとんどの動物の老化を緩やかにすることが示されてきたが、氏は高脂肪食が老化現象に与える影響に関心を持っていたという。

ケトン食は多くの健康上の利点があるとして人気を得てきたが、ケトーシスの状態が何を生じるかについてはまだよくわかっていない。炭水化物の摂取量が極端に少ないと、身体は主要な燃料源をブドウ糖から脂肪に変え、エネルギー産生のためにケトンを生じる。

今回の実験では、マウスを次の3群に分けた。
@高炭水化物食群
A低炭水化物+高脂肪食群
Bケトン食群(脂肪エネルギー比89-90%・糖質エネルギー比1%未満)

当初は、高脂肪食が体重を増やして寿命を縮めることを懸念し、各群の食餌カロリーを統一したものにした。
「私たちは食餌を考案するにあたり減量に重点を置くのではなく代謝を見ようとしていました。それは老化にどう影響するのでしょうか」とラムジー氏。

結果、ケトン食はマウスの寿命の中央値を有意に延ばし、記憶や運動機能を向上させたほか、老化に由来する炎症マーカーの上昇を抑制したという。これは、同様に腫瘍発生率に影響を及ぼした。今回の結果は、人間にもおおよそ当てはまるものではないか、などとラムジー氏は話している。

出典は『細胞代謝作用』。 (論文要旨)      
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