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[女性]  ビタミンDとカルシウムでは高齢女性のがんリスクは低下しない?
2017.4.12 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

閉経後の健康な女性において、ビタミンD3とカルシウムを補充しても、4年後の時点で、プラセボと比較した場合、がんのリスクが有意に低下しないという結果が得られた、という米国クレイトン大学からの研究報告。

米国人の約40%が、人生のある時点でがんの診断を受けるという。エビデンスでは、ビタミンDの濃度が低下すると、がんのリスクが高くなる可能性が示唆されており、ビタミンDに、がんの予防に対する潜在的な役割があることが大きく注目されている。研究チームは、閉経後の健康な女性2,303人(55歳以上で、平均年齢は65歳)を、治療群(1,156人、ビタミンD3が2,000IU/d、カルシウムが1,500mg/d)、またはプラセボ群(1,147人)に、無作為に割り当てた。治療の期間は4年間であった。研究者らは、あらゆる種類のがん(ただし、非メラノーマ皮膚がんは除く)の発症率を調べた。

がんが新たに診断された参加者は109人であったが、その内訳は、ビタミンD3とカルシウムの両方を摂った群で45人(3.89%)、プラセボ群で64人(5.58%、両群との差は1.69%)であった。4年間での新たな発症率(カプラン・マイヤー)は、治療群で0.042、プラセボ群で0.060であった。乳がんの発症率については、治療群間に統計学的な有意差はみられなかった。

この試験と潜在的に関連すると考えられる症状として、腎結石(治療群で16人、プラセボ群で10人)、および、血清カルシウム濃度の上昇(治療群で6人、プラセボ群で2人)が認められた。

この試験では、あらゆる種類のがんの発症率において、治療群間に統計学的な有意差が認めらなかったが、その理由の1つとして、調査対象の集団が、米国の人々の平均と比べた場合、ベースラインでのビタミンD(血清25ヒドロキシビタミンD)濃度が高いことによるだろう、と著者らは記している。そして、がん予防に対するビタミンDの役割を評価するためには、さらに、研究が必要であるとのことである。

出典は『米国医学会誌(JAMA)』。 (論文要旨)      
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