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[運動]  体重が原因で差別を感じることが身体活動の不活発につながる
2017.3.23 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

自らの体重が原因で差別があると感じている人は、そのような心理的苦痛を感じていない人に比べ、身体的活動が不活発になる傾向があるようだ、という英国ロンドン大学からの研究報告。本研究は、大規模集団において、体重による差別と身体活動の関係を調べたはじめての研究であるとのことである。

研究チームは、『英国における加齢に関する縦断調査(the English Longitudinal Study of Ageing(ELSA))』に参加した50歳以上の男性と女性5,400人以上のデータを検討した。

自らの肥満が原因で差別されていると感じた人は、そうでない人に比べ、活動的でない可能性が約60%高く、週に1回、適度なまたは激しい運動をする可能性が30%低いという。

「この発見の背景には、いくつかの理由があるようだ。過体重や肥満の人は、そのことを不名誉に感じており、他人の前で運動すれば、望ましくない注意をひいて、恥ずかしさを感じたりからかわれたりする可能性があるという不安から、人目をより気にするからである」とサラ・ジャクソン博士は述べている。

「体重に関連した差別を経験した人は、人前で運動することに対して自信がないのかもしれない。そのような人々は、自分自身のことを、怠惰で価値のないものとして否定的な既成概念にはめて考えるようになり、わざわざ運動しなければならないことに疑問をもつかもしれない。」

この調査では、参加者の4.9%が体重による差別を報告したが、その内容はそれぞれの人がどれほど過体重であるかに応じてかなり違いがみられた。差別を受けた経験があると報告した人は、過体重の者では0.9%であったのに対して、肥満者では13%であった。

また、この研究では、BMI自体は運動レベルに影響をおよぼさないことも分かったため、差別を経験した人は、体重にかかわらず、身体的に活動的ではない傾向があるようである。

「身体的活動が活発であることには、身体的健康と精神的健康のために、かなりの利点があることを考慮すると、学校や地域社会、全国キャンペーンなど、集団レベルで体重に対する偏見を減らすことを目的とした介入は、体重を減らすように人々を促す介入に比べ、健康により大きな影響を与える可能性がある」とジャクソン博士は話している。

ただし、この研究には、身体活動データと体重差別が自己報告された点など、制約があったとのことである。

出典は『BMJオープン』。 (論文要旨)      
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