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[高齢者]  砂糖税、塩税、脂肪税で、医療費を節約できるかも
2017.3.1 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

健康的でない食品への税金と果物や野菜への補助金を合わせて導入することで、2010年に生存している豪州人すべてのヘルスケアのコストを合わせた34億豪州ドル(約2950億円)分を節約できそうだ、という豪州メルボルン大学からの研究報告。

欧米では、食生活に関連する疾患の発症率を抑えるために、健康的でない食品や飲料に対する税金を導入したり提案したりしているが、税金と補助金の様々な組み合わせによる費用対効果は十分に理解されていない。研究チームは、2010年に生存している豪州人2200万人に対して、飽和脂肪、塩、砂糖、加糖飲料への税金、および、果物と野菜の補助金の効果をモデル化した。そして、これらの税金と補助金を様々に組合せ、平均世帯での食費の総額の変化が1%未満であるように設計するときに、豪州人の死亡率や罹患率、ならびに余命における医療費の出費にどのような影響を与えるかシミュレーションした。

その結果、研究者らは、砂糖税がもたらした最大の影響は、27万DALYs(障害調整生命年、つまり人口全体で疾患によって失われた健康寿命年数)を回避する可能性がある、と結論付けている。「これは、2010年に生存している豪州人100人あたり、健康的に生活できる期間が1.2年延びたことになる」と著者らは述べている。「他の公衆衛生的介入では、人口全体で平均して、このような健康効果をもたらすことはあまり期待できない。」

2010年に生存していた豪州人の余命に対して、塩税は130,000DALYs、飽和脂肪税は97,000DALYs、加糖飲料税は12,000DALYsを確保すると推定されたという。果物と野菜の補助金は、税金と併せれば、さらにDALYsの回避と医療費の削減をもたらすが、それ自体が明確な健康利益につながるとはいえないと推定された。全体として、便益を最大にするように組み合わせると、税金と補助金は、推定で470,000DALYsを削減し、出費を34億豪ドル(23億米ドル)削減できるとのことである。

「このようなシミュレーション研究には不確かさがある。たとえば、食品の価格の変化に対する国民の反応の評価については、他の研究に依存している」と著者らは指摘している。

出典は『プロス医学』。 (論文要旨)      
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