リンクdeダイエット 世界の最新健康・栄養ニュース お問合わせ プライバシーポリシー リンク・著作権等について
ニュース詳細
[運動]  ヨガは腰痛に有益なようだ
2017.2.21 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

人生のいずれかの時、約8割のアメリカ人は大抵、腰痛を散発的に、あるいは単発で経験するものであると言われる。約3分の1の成人が、腰痛が発現することによって、日常的な作業や運動、睡眠などに支障が出ると答えているようだ。腰痛を治療することはいまだに課題の多い領域であり、数百万人の腰痛は慢性化しているというのが現状である。メリーランド大学医学部の研究で、ヨガを行う事がこのような腰痛の緩和に有益である可能性がある、とコクラン・ライブラリーに報告されている。

ヨガの実践が疼痛緩和と機能改善に関連していることが研究から明らかになった、と研究者はいう。特に、慢性的非特異的腰痛に悩んでいる患者にとっては、ヨガは治療選択肢の1つとして、十分顧慮するに値するものであると言うのだ。

本研究では、ヨガと腰痛の関連性について検討を行っている12件の別個の研究を分析した。採用された研究では、のべ1,000人を超える被験者が参加しており、ヨガと非運動性介入(例えば教育資材の提供)もしくは非ヨガ運動介入(物理療法)を比較した。結果、3〜6ヶ月の実践では、ヨガを利用していた患者では小〜中程度の背部関連性身体機能や疼痛の軽微な改善がみられ、ヨガには低〜中等度の根拠があると言えそうだと研究者たちは指摘している。

ヨガと非ヨガ性運動介入は背部機能改善手段として3〜6ヶ月間にわたってほぼ同様に改善傾向を見せていたが、研究者らはヨガとその他の運動を検討項目に入れていたため、ヨガ単独で効果が見られると言う根拠は比較的低いものにとどまっている。

ヨガは、2000年以上前からインドにおいて実践されてきた身体的・精神的身体活動である。過去数十年間で米国やその他の西欧諸国では人気のある身体活動になって来ており、様々なポーズや呼吸のコントロール、リラクゼーションと瞑想を組み合わせた統合的な活動である。

多くの研究では、ヨガの形態としてアイアンガー、ハタ、ヴィニヨガのそれぞれのスタイルを利用していた。全ての被験者がヨガをやっているか、それともコントロール的なものをやっているかどうかについて知っていた。また、このような知識が、実際に腰痛の改善が見られるかどうかと言う質問に対して、影響を与えうることがわかっていたため、研究者らによれば、本研究で得られた結果は、よくて中等度の根拠程度にとどまるとしている。

さらに本研究では、ヨガを利用した被験者が運動をしなかった群に比べてより副作用があることが報告されているが、この傾向は非ヨガ運動を行っていた群でも見られたものと同様のものである。見られた副作用の大部分は腰痛の悪化であった。ただし、ヨガは深刻な副作用との関連性は見られなかった。

出典は『コクラン・ライブラリー』。 (論文要旨)      
 「運動」 カテゴリ 最近の注目トピック
  BMIが低いと骨折リスクが高い(女子ランナーの場合)  
  一回だけの運動でも脳に効く?  
  妊娠中は自転車で健康を保つことができるようだ  
  マラソンを何回か走ったとしてもアテローム症リスクは増大しない  
  フィットネストラッカーの心拍数計測は正確だが、カロリー消費は正確でない  
  レク的ランニングは股関節と膝の健康に有益  
 
翻訳機能ON/OFF選択
ON OFF
サイト内検索


自分で探してみよう
世界の健康関連情報・機関
ニュース一覧
最新健康食品文献リスト
リンク
健康・栄養フォーラム
えいようこみゅーん
スポーツ研究フォーラム
ダイエットエンパワメント
関連ページ
国立健康・栄養研究所
健康づくりのための
  「食育」取組データベース
健康・体力づくりと
  運動に関するデータベース
栄養調査情報のひろば
日本人の食事摂取基準
「健康食品」の
  安全性・有効性情報
特別用途食品・栄養療法
  エビデンス情報