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[栄養]  赤肉は、心血管疾患のリスク要因には影響を与えないかも
2017.1.16 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

赤肉の摂取は、一般的な推奨量を上回ったん場合でも、血圧や血中コレステロール値などの循環器疾患のリスク要因には影響しないかもしれないという、米国のパデュー大学からの研究報告。

「20年前より、赤肉の摂取量を減らすことが健康な食事として推奨されてきた。しかし、今回の研究より、赤肉は健康な食品となるかもしれない。赤肉は、栄養が豊富であり、たんぱく源だけでなく、鉄分の摂取源となる食品だ」と、栄養科学のウェイン・キャンベル教授は述べている。

赤肉の制限の推奨の背景には、主に人の食習慣と循環器疾患の発症に関連する研究結果がある。これらの研究からは、赤肉の摂取が、循環器疾患のリスクを上けることが示唆されているが、赤肉が循環器疾患の原因となることを因果的に証明できる研究デザインではなかった。そのため、博士課程のローレン・オコナー氏とポスドク研究員であるジャン・エン・キム氏は過去の臨床研究のレビューと分析を行った。

研究では、食習慣と健康リスクの因果関係を明らかにすることを目的に、赤肉の摂取量、循環器疾患のリスク要因の評価を行っている研究に焦点をあて、基準に合致した24報の論文を検討した。そして、赤肉を1日に半サービング以上(1回200gを週に3回に相当)摂取した場合、血圧、血中総コレステロール、LDL、HDL、中性脂肪の値の悪化との関連がなかったことを明らかにした。これらの指標は、保険医療提供者の一般的なスクリーニング項目である。

この研究における肉には全ての種類の肉が含まれていたが、大部分は未加工の牛肉と豚肉だった。

キャンベル教授は、血圧とコレステロール値の評価だけが循環器疾患の決定要因ではないということについて、さらなる解析が必要であるとコメントしている。例えば、これらの実験が行われた期間は、心血管疾患の発症や循環器疾患を発症する可能性のある数十年ではなく、数週間から数か月の研究であることを指摘している。

「本研究において、循環器疾患発症のリスク要因について明らかにした。そして、今後は炎症や血糖コントロールを含めた臨床研究から、他の健康リスク要因の評価が必要である」とキャンベル氏は指摘している。

出典は『米国臨床栄養学雑誌』。 (論文要旨)      
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