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[栄養]  適度なコーヒー摂取で死亡リスクが低下するかも
2015.12.9 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

毎日適度な量のコーヒーを飲む人は、心臓病や他の病気による死亡のリスクが減少する、という米国ハーバード大学からの研究報告。

本研究は、毎日定期的に適度な量(1日5杯以下)コーヒーを飲む人は、心血管疾患、神経疾患、2型糖尿病、自殺による死亡のリスクが低くなることを示している。こうした利点は、カフェイン抜きのコーヒーでもみられた。つまり、健康に良い影響を与えるのは、カフェインだけではなく、おそらくコーヒー豆中の天然に存在する化合物であることを示唆している。

「コーヒーに含まれる生物活性化合物は、インスリン抵抗性と全身性の炎症を抑える」と筆頭著者のミン・ディング博士が述べている。「そのような化合物がコーヒーと死亡率とに逆の相関がある原因となっているだろう。しかし、これらの効果を与える生物学的メカニズムを調査するためには、さらに多くの研究が必要である。」

この調査結果は、継続中の3つの大規模疫学研究、米国の看護師健康研究の女性74,890人、看護師健康研究2の93,054人、男性医療従事者追跡研究の男性40,557人のデータに基づいている。

研究者は、食事摂取頻度調査質問票を利用して、4年ごとにコーヒーの摂取について評価し、最大30年間参加者を追跡した。追跡期間中、女性19,524人と男性12,432人が様々の原因で死亡した。

全般的に、頻繁にコーヒーを飲んだ人は、喫煙や飲酒が多かった。喫煙とコーヒーの効果を分けるために、非喫煙者での分析を繰り返し、コーヒーが死亡を防ぐことが明らかになったという。

「コーヒーは、健康的でバランスの取れた食事の一部として定期的にとり入れることができる」と共著者のフランク・フー教授は述べている。「しかし、妊婦や子供などは、コーヒーや他の飲料からの高カフェイン摂取については慎重であるべきである。」

本研究では、コーヒーの摂取量と病気による死亡に直接的な因果関係をみていない。調査結果は慎重に解釈すべきであると研究者は述べている。この研究の潜在的な欠点は、参加者がどのくらいのコーヒーを飲んだか自己報告するように頼まれていたことだった、しかし、評価は研究者が信頼できるものだったという。

これまでの研究では、コーヒーの摂取と、死亡リスク(全体でも原因が特定できるものでも)とに矛盾のある関連性を見つけていた。本研究では、健康上の恩恵を与えることができるコーヒーの消費量を知ることができた。しかし、コーヒーが体にどのような影響を与えるか、コーヒーの種類は効果に影響する可能性があるかどうかを判断するためには、より多くの研究が必要になるという。

出典は『循環器』。 (論文要旨)      
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