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[病気]  アスピリンはどうやってがんと闘っているか
2015.5.19 , EurekAlert より:   記事の難易度 1
  

アスピリンを服用している人の大腸がんリスクがいかにして低下するかを分子レベルで明らかにした、という米国ミネソタ大学からの研究報告。

研究チームは、アスピリンが大腸がんに対して化学予防的活性を示すことを発見した。それは少なくとも部分的には消化管の前がん変異領域の上皮成長因子受容体(EGFR)の発現を正常化することによるものであるという。EGFRは、大腸がんの約80%の症例において過剰発現していることが知られている。

『Eバイオ医学』最新号の論文で、以前には知られていなかった、大腸がんが発生する過程におけるEGFRとCOX-2(痛みと炎症に関与する酵素)の間をつなぐ機能が明らかにされた。研究はまた、アスピリンを服用することで家族性腺腫様ポリープ(FAP)患者の大腸がんリスクを下げられる理由も明らかにした。

研究チームは、アスピリンを常用しているFAP患者と常用していない患者の各々の組織片を採取して検討を行った。臨床試験のデータは一貫してアスピリンその他の非ステロイド性消炎鎮痛薬の使用が大腸がんを生涯リスクを低下させることを示唆しているという。

解析の結果、COX-2が腫瘍の形成を、少なくとも部分的にはEGFRを上方制御して促進することが明らかになった。つまりEGFRは大腸がん予防のための新しい標的になりうると研究チームは考えたという。

「我々はEGFRの過剰発現が大腸がん形成の初期に起こることを発見した。これはアスピリンの常用でかなりの程度抑えられることもわかった」と共筆頭研究者のジャン・ドン博士は語っている。「我々の発見は極めて興味深いものだが、さらなる研究が必要である。」

出典は『Eバイオ医学』。 (論文要旨)      
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